CBDオイルは、世界中で近年人気が高まってきています。CBDオイルに興味はあっても、多くのオイルが出回っているので、どれを選んだらよいか分からないですよね?
CBDオイルは値段、特徴など様々で、多くの商品が存在します。中には、低品質なCBDオイルもあります。そのため、CBDオイルを選ぶときに、やってはいけない選び方があります。また、どのような点に気をつけて選べば、間違いないCBDオイルを購入できるのかご紹介します。
Contents
やってはいけないCBDオイルの選び方

まず初めにやってはいけない(オススメできない)CBDオイルの選び方についてご紹介します。
結論から言うと、それは「海外サイト」や「中古品」を選んでしまうことです。
海外サイトで選ぶ

海外サイトがオススメできない理由は、CBDオイルに日本にて違法な成分を含んでいる可能性があるからです。(海外では合法でも日本では違法な成分)
大麻由来のCBDですが、同じく大麻由来の成分としてTHCと言う成分が存在します。
このTHCは、日本では非合法であり、いわゆる「ハイな状態」や「依存性がある」とされる危険な成分として知られています。
海外では、このTHCが一部許容されている場合もありますが、日本では厳しい基準が設けられており、このTHCは違法となります。
そのため、日本に進出してきているCBDメーカーや商品はこの日本の基準をしっかりと満たしており、安全とされています。
しかし、海外のサイトから個人輸入などで直接購入すると、安全性に問題がある可能性があります。具体的に、違法な成分であるTHCが日本の基準値以上含まれている場合もあります。
そのため、少し値段が安いからなどの理由で、海外のサイトから直接購入するのはオススメできません。
中古品を選んでしまう
また、海外サイトの購入同様に、中古品を選ぶこともやめておきましょう。
中古品のCBDには、他のものが入っている可能性を否定できません。一度開封されると、清潔ではなく細菌などが混入するリスクを伴い危険です。
価格が正規より安いからといって中古品を選ぶと、価格より大事なものが失われ、取り返しのつかないデメリットを受けることがあります。
CBDオイルの選び方 基準
まずは、避けるべきオススメできないCBDオイルの選び方について解説しました。
次に、初心者の方の多くが疑問に思う、どの様な基準でCBDオイルを選んでいけば良いのかということについて解説します。
結論から言うと、CBDオイルの選び方に関してオススメな基準は以下の7つです。それぞれ詳しく解説していきます。
・CBD含有量
・オイルの成分
・オイルの味
・CBDの濃度
・メーカー
・ベースオイル
・価格
基準① CBDの含有量で選ぶ

まず、そのCBDオイルにどれほどのCBDが含まれているかで選ぶことができます。
CBDの含有量が多いほど効果的です。総量はml(ミリリットル)で表記され、量はmg(ミリグラム)で表記されています。
含有量が多ければ価格は高くなり、少なければ安くなるのでコストを考えて選ぶとよいです。最初だからコストを抑えたい方には、含有量の少ないのを選んで楽しむのもよいでしょう。
基準② オイルの成分で選ぶ
そのCBDオイルがどの様な成分で作られているかによって選ぶこともできます。
CBD(cannabidiol=カンナビジオール)効果を最大限引き出すには、CBDレセプター(リセプター=受容体)を活性化させることが必要とされています。
それを行うためには、テルペン類(植物の脂質の一種の生体物)やCBD以外のカンナビノイド(麻に含まれる成分の化学物質の総称)による相乗効果が効果的とされています。
具体的に、CBDの成分のみで作られたCBDオイルではなく、テルペンやCBD以外のカンナビノイドを含んだフルスペクトラム製品(さまざまな・多様な成分が入った製品)である方が、CBDの効果が感じられるとされます。
純粋なCBDの成分で作られた製品が悪いのではなく、CBDオイルに他の成分を配合することで、CBDの効果が一層引き上げられるということです。
基準③ オイルの味で選ぶ

CBDオイルの味を基準に選ぶこともできます。
CBDオイルは苦いものが多いです。CBDオイルの効果を得るためには、続けなければなりません。自分の嗜好に合ったものを選ぶと長続きします。
味の違いはベースオイル(基準⑥)で決まります。CBDオイル特有の苦味が、自分に合っているかどうかは大切なポイントです。
味が自分の身体に合っていたら、とても飲みやすいですし、飽きがきません。美味しく飲めることは長く続けられるコツです。自分の舌にあった味を探しましょう。
基準④ CBDの濃度で選ぶ
初めに紹介したCBDの含有量と近いのですが、CBDの濃度で選ぶこともできます。
CBD含有量が分からない場合、CBDが何%入っているか濃度で選んでもよいです。3~24%まで濃度はオイルの場合さまざまですが、5%以上の濃度のものを選びます。
高濃度のCBDオイルは、1mgあたりの価格はかえって安価です。効果は高濃度の方が高いので、慣れてくれば12%~24%の高濃度のものを購入し、少しずつ試す方がコストも抑えられます。
基準⑤ メーカーで選ぶ
また、製造しているメーカー・ブランドで選ぶこともできます。
女性が「このメーカー・ブランドの化粧品が好き!」と好みのメーカーやブランドある様に、CBDオイルもメーカーやブランドから選ぶ方法があります。
例えば、CBDの優良企業として、CBD一筋に試行錯誤してきた大手のメーカーを選べば、安全性などは間違いないでしょう。いくつか、大手のCBDメーカーを簡単に紹介します。
Hemptouch(ヘンプタッチ)

ストロベニアに本社のある、添加物を一切使わない、ヨーロッパの世界基準の一番難しい有機農業の基準に合格したオーガニックCBDオイルのメーカーです。
Elixinol(エリクシノール)

米国コロラド州を拠点とするメーカーで、日本の有名百貨店で販売しています。
PharmaHemp(ファーマヘンプ)

CBDの老舗のメーカーで、スロベニアに本拠を置いている、ヨーロッパの先駆的なオーガニックCBDメーカーです。
基準⑥ ベースオイルで選ぶ
先ほど、味はベースオイルで変わると書きましたが、ベースオイルで選ぶ方法もあります。
具体的に、CBDオイルに使われていることが多いベースオイルは、ヘンプシードオイル・オリーブオイル・MCTオイルの3つです。
ヘンプシードオイル
ヘンプシードオイルがベースのCBDオイルは特に苦味があります。オメガ3系脂肪酸と、オメガ6系脂肪酸が理想的な1:3のバランスで含まれ、現代の日本人が不足していると言われる必須脂肪酸です。
オリーブオイル
オリーブオイルがベースのCBDオイルはヘンプシードオイルほど苦味が強くないものの、苦味はあります。一価不飽和脂肪酸のオメガ9系脂肪酸を豊富に含んでいます。オリーブオイルはオレイン酸が主成分で酸化しにくいです。
MCTオイル (ココナッツオイル)
最後に中鎖脂肪酸のココナッツオイルです。ココナッツオイルがベースのCBDオイルは、苦味がもっとも少ないとされています。また、中鎖脂肪酸は消化吸収が速いため、ヘルシーオイルといわれています。
基準⑦ 価格で選ぶ

最後に、CBDオイルの価格で選ぶこともできます。
CBDオイルの価格は3,000円~40,000円程度と非常に幅が広いです。初心者の方は、自分の体質に合わない場合などが考えられるので、初めは低価格のものを選び、自分の好みのものを探すのがよいでしょう。
CBD商品は高価なものが多いので、自分のコストに合ったものを選ぶと良いです。高濃度のものを最初から求めて自分の体質に合わなかったり、味が合わなかったりすると使用し続けることに無理があります。
まとめ: 基準を参考に自分にあったCBDオイルを!
どのCBDオイルがよいか、7つの基準を参考にして、自分に一番合ったものを探されるとよいでしょう。
ただ、基本的に初めは、低価格かつ低濃度なものから始めて少しずつ調整していくのがオススメだと思います。
これは自分にあっていると思ったら、濃度の濃いものを選び、少しずつ使用してコストを抑えると間違いなくCBDオイルを楽しむことができます。