2020年に入り日本でもCBDの人気が高まってきています。この様に人気がますます高まる中で、エディブル(食べるタイプ)のCBDアイテムが注目を集めています。
食べるタイプのCBDアイテムと言えば、CBDグミ、CBDチョコレート、CBDキャンディーなど様々な商品が存在します。
そこで今回の記事では、日本ではまだあまり見ることができませんが、海外にて人気が高い、食べるタイプのCBDアイテム「CBDクッキー」について紹介したいと思います。
<こんな方におすすめ>
・食べるタイプのCBDアイテムについて知りたい
・海外で人気なCBDクッキーについて知りたい
Contents
エディブル(食べるタイプのCBDアイテム)とは?
今回紹介するCBDクッキーはエディブル(食べる)タイプのCBDアイテムです。エディブルという単語を辞書で調べると「食用」や「食べられる」といった意味が出てきます。
エディブルによるCBDの摂取はべイプなどの吸引による摂取とはまた違った点があり、長所と短所を理解しておくことによって、より効果的にCBDを使うことが出来ます。
エディブル(食べるタイプのCBDアイテム)のメリット

(1) 長い持続時間
べイプ(電子タバコの様に煙にて摂取する方法)はCBDが肺から血流に直接入り込むます。一方で、エディブルによる摂取の場合はCBDが胃や腸などの消化器官、肝臓を通過し、ゆっくり血流に入り込みます。
そのため、CBDが体内に取り込まれる時間が長く、吸引による摂取と比較し、よりCBDの効果が長続きするとされています。(すぐ効果を感じやすいのは吸引タイプ)
(2) 一定の摂取量
吸引による摂取の場合、効果が現れるまでの時間が短いのは良いのですが、正確なCBDの摂取量を把握するのが難しいのが欠点と言えます。
エディブルであればパッケージにCBDの含有量が記載されているので、自分がどれほどCBDを接種しているのかがわかりやすいです。
(3) 簡単に自分で作ることが出来る
CBDクッキー、CBDブラウニーなどのCBDエディブルは、CBDオイルを購入することで自分で簡単に作ることができます。
CBDは決して安いものではありませんが、毎日サプリメントの様に使ってみたいと思っている人も多いでしょう。CBDを購入し自分でエディブルを作れば、店頭で購入するよりかなり安くCBDを使うことが出来ます。
材料の段階でCBDオイルを混ぜても良いですし、できあがったモノにCBDオイルを垂らすことで、CBDエディブルを作ることができます。
(4) CBDを摂取している様には見えない
世界では多くの人がCBDを利用しており、大麻に関する偏見も無くなってきているという事は分かっていても、人前でCBDを使う事にはやはり抵抗があるという人もいるかと思います。
煙によってCBDを摂取する吸うタイプのCBDアイテムや、直接口に垂らして摂取することが多いCBDオイルは他人の目につきやすいです。ですが、CBDグミ、CBDクッキー、CBDキャンディーなどのエディブルであれば、周りの目を気にせず、CBDを楽しむことができます。
エディブル(食べるタイプのCBDアイテム)のデメリット
(1 )効果が現れるまでの時間
エディブルはCBDが血流に流れ込むまでに消化器官や肝臓を通過するので、効果が現れるまでに時間がかかります。
そのため不安症などでCBDを使う場合には、べイプなどすぐに効果が現れる接種方法の方が向いているでしょう。
CBDクッキー

CBDクッキーとはその名の通り、CBDが配合されたクッキーのこと。ダークチョコチップクッキーの中にCBDが配合されていたり、見た目や商品のスタイルは通常のクッキーと変わらないことが多いです。
2020年7月現在、日本にてCBDクッキーの販売はほとんどありませんが、今後CBDの人気が高まるにつれ、日本国内でもCBDクッキーを普通に購入できる様になるでしょう。
そのため、今回の記事で取り扱うCBDクッキーはは全て海外版のCBDクッキーになっています。
【CBDクッキー レビュー】 コロバ・CBDミニクッキー
では続いて、私が実際に食べたことのあるCBDクッキーを紹介します!
今回はアメリカのアリゾナ州で、大人気のCBD製品を製造している、コロバ社のCBDミニクッキーを注文してみました。
こちらの会社は2010年から大麻関連の商品を作っており、このCBDミニクッキーはアリゾナだけではなく北米全土で多くの人に親しまれている商品です。

原材料
- 小麦粉
- バター
- 砂糖
- 卵
- バニラビーンズペースト
- ベーキングパウダー
- イースト
- 塩
- CBDアイソレート
このクッキーに使われている原材料は上記の通りで、CBD以外は普通のクッキーの原材料と変わりはありません。
使われていたCBDは粉末状のアイソレートですが、うまくバターに溶け込んでいるのか食べた時には全く気になりませんでした。
ただ1枚に10mgしかCBDが配合されていないので、数枚食べないと効果を期待するのは難しそうですね。
商品の値段

CBD商品の値段について考えるときに、注目するべき点はCBDの含有量です。
この商品であれば1パックに10枚のクッキーが入っているので、全部で100mgのCBDという事になります。
近年、アメリカなどでは、CBD100mg辺りの平均的な値段は$10位(1,000円前後)となっているので、質の高いCBDクッキーとして、値段はそれほど高くないと言えるでしょう。
商品の味

先ほどの商品のパッケージを開けてみると、日本で売られているムーンライトクッキーの様なシンプルな見た目のクッキーが入っていました。

私はカントリーマームの様なチョコレートがゴロゴロ入ったクッキーは甘すぎて苦手なのですが、このシンプルな作りのクッキーは私でも美味しく食べることができました。
実際に食べてみると、バニラビーンズの味の中に何かハーブの様な味がほのかにします。
おそらくCBDの味ですが、今回の様に意識して食べなければCBDが入っている事にも気が付かない人もいるでしょう。フルスペクトラムCBDを使ったクッキーは特有の味がして苦手な人もいますが、このクッキーは万人向けともいえる味だと思います。
【CBDクッキー商品紹介】
日本ではまだまだCBDクッキーの選択肢は多くはありませんが、北米、ヨーロッパなど大麻が合法で使用されている国々では沢山の商品が販売されています。
この段落では実際に販売されている商品をいくつか紹介します!
(1) ベニス・クッキー・カンパニー / プレッツェル・CBD only
販売地域 / カリフォルニア州
1袋に3mgのCBDが30個入ったCBDプレッツェルです。
効果を感じるまでに時間がかかるので、もし追加して食べる場合は必ず2時間程度は間をあけ、食べすぎない様に注意してください。原材料に動物性のものは一切使用していないので、ベジタリアンの方でも安心して食べる事が出来ます。
砂糖不使用
こちらの商品には一切砂糖が使われていないので、カロリーを気にする方にも安心です。
動物性原料不使用
牛乳や卵、ハチミツなど動物性の原料は一切使われていないのでベジタリアンやビーガンの方にはもちろん、アレルギー体質の方にも嬉しい商品です。
(2) CBDテクノロジー / CBDクッキー

販売地域 / アメリカ全域
1枚に100mgのCBDが配合されたクッキーで、こちらはアメリカ全土からオンラインでオーダーする事が可能です。
様々な風味が販売されており、中にはオーガニックの原料のみを使用したものもあり、健康志向の方にとっては気になる商品となっております。
多くの選択肢
以下種類の味が販売されているのですが、それだけではありません。
- ホワイトチョコレートマカダミアナッツ
- ピーナッツバター
- 塩キャラメル
それぞれがオーガニック、グルテンフリー、ソフトクッキー、ハードクッキーとクッキーの生地まで選択することが出来ます!
これだけあると全部試したくなっちゃいますね。
手作り
工場での大量生産ではなく、1枚1枚しっかりと人の手により作られています。
最初はクッキーが2枚で$10は高いと感じましたが手作りなら納得の値段です。
(3) ドクター・ノーム / チョコレートチップ・セラピー

販売地域 / アメリカ全域
お医者さんであるノームと彼の奥さんで薬剤師でもあるオードリーの二人が始めたこの会社は、CBDの抽出方法にまでこだわっており、クリーンなCBD製品を作る事に定評があります。
甘さ控えめでカロリーも低く、配合されているCBDも15mgとそれほど多くはないので、初心者の方にも安心してオススメできます。
高品質原料
100%オーガニックのヘンプを使い、厳しい基準をクリアしたCBDのみを使ったクッキーです。
またCBDのみならず、使用する全ての原料にこだわっている事が彼らのインスタグラムでも見る事が出来ます。
Dr. Norm’s インスタグラム
(4) ミス・エンビー / CBDブリーバイト

販売地域 / カナダ全域
ミス・エンビーはカナダ、ブリティッシュコロンビア州にあるCBDメーカーです。
多くの種類の高品質な大麻製品を製造、販売しており、どれも人気が高いのですが、中でもこのブリーバイトという犬用のCBDクッキーの人気があり、多くの飼い主さん達に利用されています。
犬は歳をとったり病気になると不安から無駄吠えをする事がありますが、その様な症状にも効果があるという書き込みもインターネット上でよく見られます。
長いキャリア
ミス・エンビーは2001年にカナダが医療大麻を合法化した当時から大麻業界で活動してきました。
流行に乗っかりCBDビジネスを始める業者も増えてきている中で、長いキャリアを持つ数少ない企業には安心感があります。
まとめ: CBDクッキーはこれから日本でも流行っていく?
世界中で巻き起こっているCBDブームですが、実際に海外に行ってみると、それぞれの国の文化や法律、流行により異なるCBD製品が販売されている事が分かります。
今回の記事では、
・エディブル(食べるタイプ)のCBDの特徴
・CBDクッキー 経験者 レビュー
・CBDクッキー 商品紹介
の3点について紹介してきました。
日本でより多くのCBDクッキーが食べられる日が待ち遠しいですね。
<もっと多くのCBD商品について知りたい方はこちら↓>