日本でも合法な合法大麻として知られるCBD。2020年に入り日本でも様々な形のCBD商品を目にするようになってきました。
その中でもCBDの純度が最も高いものがCBDアイソレートと呼ばれている粉末状のCBDです。このCBDアイソレートは、CBDパウダーやCBDクリスタルなどと呼ばれることもあります。
アイソレートとは英語で「分離する」「隔離する」などの意味があり、大麻に含まれる数多くの成分の中でCBDだけが抽出されているという意味になります。
今回はそんなCBDアイソレートに関して以下の5つの観点から説明します!
・CBDアイソレートの一般的な説明
・CBDアイソレートの製造方法
・CBDアイソレートの使用方法
・実際にCBDアイソレートを使ってみたレビュー
・CBDアイソレートの商品紹介
<こんな方にオススメ>
・CBDアイソレート(CBDパウダー・CBDクリスタル)について知りたい方
・CBDアイソレートの商品情報について知りたい方
Contents
CBDアイソレートとは?

CBDアイソレートとは結晶化された粉末状のCBDで通常99%以上の純度を持ちます。先ほども少し触れましたが、CBDアイソレートの「アイソレート」とは「分離する」「隔離する」などの意味を持ち、完全に分離された高濃度のCBDという意味になります。
CBDを豊富に含むヘンプから抽出されたオイルはフルスペクトラムオイルとして日本でも市場に出回っていますが、フルスペクトラムオイルに脱ろう処理などを行い、CBD以外のカンナビノイドや大麻草が土壌から吸い上げた全ての不純物を取り除いたものがアイソレートと呼ばれるものです。
アイソレートは粉末状であるその見た目からもナチュラル嗜好の人たちからは敬遠されがちです。しかし視点を変えてみればアイソレートにも多くの利用価値があり、フルスペクトラムオイルにはない利点もあります。
特徴: 純度99%以上
フルスペクトラムオイルには通常CBD以外のカンナビノイド、テルペン、フラボノイドなどの成分が含まれており、それらが互いに相乗効果を生み出し効果を発揮します。
通常それは望まれる効果なのですが、マイルドな体感もあるためその効果を苦手とする人もいるようです。
アイソレートは通常CBDの純度が99%以上で、CBD以外の物質はほぼ含まれていないので、純粋にCBDだけの効果が実感できるものなのです。
CBDアイソレートの製造方法
ではこのCBDアイソレートはどの様に作られるのでしょうか?簡単に説明すると、CBDアイソレートは原料である麻からCBDを抽出して結晶化させることで作られます。
具体的に、まず超臨界CO2という抽出方法が使われます。日本にも進出してきている大手CBDメーカーのElixinolによると超臨界CO2とは以下の様な方法を指します。
<超臨界CO2>
日常と密接な二酸化炭素=CO2を使用した抽出法を用いています。CO2に圧力と温度を加えていくと、気体と液体の中間である“流体”状態、いわゆる超臨界流体と言われる状態になります。
その超臨界流体の中に原料となるヘンプを入れることで、ヘンプの持つ“テルペン”などの芳香成分と、CBDを始めとするカンナビノイド成分が流体に浸透して溶け出します。その後、流体の圧力を元に戻して気化させると、芳香成分と有効成分だけが残るしくみになっています。
引用先: Elixinol
この超臨界CO2抽出が終わると、取り出される成分がフルスペクトラムCBD(カンナビノイド、テルペン、フラボノイドなどのCBD以外の成分が含まれているもの)です。しかし、このままだとCBD以外の成分も残っており、99%以上の純度のCBDではないです。そこで99%以上の純度のCBDを製造するため、超臨界CO2抽出の後に以下の様な製造プロセスがあります。
脱炭酸という方法で、酸を排除し、ろかをしてCBD以外の成分をフィルターする。
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その後脱ろう処理で残ったワックスや脂肪分を取り除く。
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最後に白い99%純度のCBD粉末が残る。
CBDアイソレートの使用方法
粉末状であるCBDアイソレート。どの様に使うのが一般的なのでしょうか?結論から言うと何でも良いです。粉状であるCBDアイソレートは使い方が自由であり、直接口にしたり、食品に混ぜてみたりなど様々な使用方法があります。
ただ、それだとどう使おうと迷われる方も多いと思うので、オススメな使用方法についていくつか紹介します。
使用方法(1) パウダーを直接口にする
1番簡単な摂取方法は粉末をそのまま口にする、舌下摂取です。
舌下摂取は経口摂取と違いCBDが消化器や肝臓を通らずに血流にそのまま吸収されるため、効果が現れるまでの時間が短いのが特徴です。
また同じ理由でCBDが代謝されたりする事もないので効率的にCBDを摂取する事が出来ます。
使用方法(2) CBDリキッドやCBDオイルに混ぜる
CBD商品であるCBDリキッドやCBDオイルに混ぜて、より高濃度なCBDを摂取することも可能です。
例えば、べイプ用のリキッドにアイソレートを溶かし込んで吸引することでより高濃度なCBDを摂取することができるでしょう。
アイソレートの種類によりCBDリキッドやCBDオイルへの溶けやすさに違いがあるので、自分のお気に入りのCBDアイソレートブランドを見つける事はCBDと長いお付き合いをしていく上でキーポイントとなります。
使用方法(3) 食品や飲み物に混ぜる

最後に、料理や飲み物などに混ぜて摂取する方法もあります。CBDアイソレートは無味無臭であるので、ドリンクやパンケーキなどあらゆる食品や飲み物に混ぜて摂取することができます。粉っぽいCBDアイソレートを直接摂取したくないという方にオススメです。
CBDアイソレート レビュー

では続いて、私が実際に使ったことのあるCBDアイソレートについて紹介します。
こちらの商品はスロベニアで1965年に創業されたPharma Hemp(ファーマヘンプ)のCBDアイソレートです。商品が世界中に流通しており信頼できるCBDメーカーの1つと言えるでしょう。
私が使ったCBDアイソレートの中でも特に効果を感じた商品で、現在は日本でも入手可能な様です。
私はMCTオイル(ココナッツやパームの種子から作られる食用のオイル)にアイソレートを溶かしたものを毎朝飲むようにしました。
使用して数日は何も変化を感じませんでしたが、1週間ぐらいすると段々と寝つきが良くなっているのに気が付きました。また、CBDを使いだす前より目覚めがスッキリとする感じがして、睡眠の質が向上している事を実感しました。
あまり効果を感じなくなってきたら量を増やしたり、特に体調が良い時には飲まないようになどして使う量を体調によって調整する事もあります。
CBDアイソレート 商品紹介
では、最後にCBDアイソレートのイメージをもう少し具体的に掴んでいただくために、CBDアイソレート商品をいくつか紹介します。
市場には次々と新商品が登場してきており、これからCBDアイソレートに挑戦してみようと考えている方にとっては商品の選択が難しいかも知れません。
そこで、ここでは他のユーザーからも評価の高いCBDアイソレートを紹介しようと思います。
CBDアイソレート(1) 和み Nagomi アイソレート

名称 | CBD ワックス VMC オリジナル 和み アイソレート |
値段 | 7,480円 (税込) |
こちらの商品はスイス産のヘンプを使用した日本ブランドの商品になります。
何か問題があった際にも販売元が日本国内にあるので簡単に日本語で問い合わせが出来るのも安心できる要素の1つです。
価格は一般的なCBDアイソレートと比べ若干安く1グラムあたり¥7,480で、初めてアイソレートを購入する方にピッタリな商品かも知れません。
こちらのアイソレートは日本の食品安全基準もクリアしている様なので、料理などに混ぜて使う方にも安心できる商品です。
CBDアイソレート(2) NATUuR CBDアイソレート

名称 | PURE POWDER / ISOLATE |
値段 | 8,800円 (税込) |
NATUuRはオランダにある大麻(CBD)製品を作る会社の1つで日本向けにも商品を開発しています。
オランダでは50年ほど前から大麻の使用が許容されており、現在大麻マーケットにおいて世界をリードする国の1つとなっています。
使われる材料となるヘンプもオランダで育てられたオーガニックのものにこだわっており、健康志向のユーザーにとっては1度試してみる価値があると思います。
日本全国のCBD販売店や、ドン・キホーテでも取り扱う店舗が増えてきているようです。
まとめ: 高濃度なCBDを摂取したい方はCBDパウダー
今回の記事のまとめは以下の通りです。
・CBDアイソレートは粉末状でCBD濃度が非常に高いCBD商品
・CBDアイソレートは、CBDパウダー・CBDクリスタルなどと呼ばれることもある
・直接口に入れる、他のCBD商品と組み合わせる、食品に混ぜるなどの使い方がオススメ
CBDアイソレートはユーザーの発想によりその使い方は無限大で、海外のサイトにもCBDアイソレートを使った面白い料理などが沢山紹介されています。
楽しく安全にCBDを使うためにも、購入の際は信頼できる業者から購入し、初めて使う商品の場合は成分分析証明書の確認も忘れないように気を付けてください。
もしあなたがCBDアイソレートの購入を迷っているのなら、とにかく1度試してみる事をオススメします!